2021.03.22

お知らせ

アシスト2倍の新基準ってなーに?

アシスト2倍の新基準ってなーに?

お客様からよく聞かれることのひとつに

「これ、何年前の自転車なん?」

 

ミゾクールでは中古の電動自転車を取り扱っており、

年式は10年前の自転車から最新新古車まで幅広いです。

お客様からすると、やっぱり年式は気になります。

 

そこで今回は

10年前の自転車と最近の自転車と何が違うん?

ということで、かなりおおざっぱに説明いたします。

 

1993年にヤマハが世界初の「電動アシスト自転車」を世に出してから早や28年。

大きくわけて3つの大きな出来事がありました。

 

まず1つめは電動アシスト自転車の登場です。

1993年ヤマハが鉛バッテリーの電動アシスト自転車を発売します。

当時は画期的な乗り物で日常のライフスタイルに劇的な影響を与えました。

一般自転車とはくらべるまでもなくラクなわけです。

自転車なのに「ラク」ができるようになったのです❣

 

電動アシスト自転車がなかった時代。。

普通の自転車に乗ってて急坂にさしかかったとき

選択肢は

「たちこぎ」or「手で押す」の2択しかありません。

必要なスキルは「根性」

急坂を根性で立ちこぎして登り切った人の顔に笑顔はありません。

急坂が多い地域の人にとっては太ももを鍛えるのに適した乗り物と言えます。

 

しかし電動アシスト自転車の登場によってその地域の方に笑顔が戻ります。

「ラクやわ~🎵」

急坂を目の前にしたときの選択肢は一つ。

アシストスイッチを「強モード」に入れ、余裕の顔で登る!です。

立ちこぎしない。

手で押さない。

根性不要!(根性なしの私でも乗れるっ)

 

少し脱線しましたが、電動アシスト自転車って最高の乗り物なんです!

しかし最初に登場した電動アシスト自転車ですからいくつか

う~ん。。ってこともあります。

 

まずバッテリーは、えげつない重さです。(1歳児ほどの重さがあります)

バッテリーは鉛ですので、液体なので漏れたり破損したらシャレになりません。

アシスト比率は1:1 (足でこぐ力1に対してアシスト補助力は1)

デザインもいまと比べるともっさりしててダサいですね(笑)

そしてバッテリーが切れると、普通に自転車をこぐのも重い!

これが初期のいわゆる第1世代。

お笑い界でいうと

中田ダイマル・ラケット  月亭可朝  人生幸朗 生恵幸子 の世代ですね。

 

次に登場したのがニカドバッテリー。

これもかなり重いが液体ではないので漏れるとか破損とかはほぼありません。

少しすっきりしましたが、まだバッテリーがデカい!

 

次に登場するのが「ニッケル水素バッテリー」

フレームは軽くて丈夫なアルミフレーム。

バッテリーは軽く、デザインもスタイリッシュになります。

アシスト比率は1:1 (足でこぐ力1に対してアシスト補助力は1)

 

 

そしてここから電動アシスト自転車が大きな転換をしていきます。

「リチウムイオンバッテリー」の登場です。

2004年、ヤマハは高耐久、長寿命、高出力の

リチウムイオンバッテリー搭載の電動アシスト自転車を発売します。

バッテリーは格段に軽く、長距離走行も可能になります。

寿命も前機種のニッケル水素バッテリーと比べて数倍に伸びます。

このバッテリーは非常に性能が優れていて、登場から16年たった今でも

国内すべての電動自転車メーカーがリチウムイオンバッテリーを採用しています。

リチウムイオンバッテリーは小型、軽量、高出力、長寿命ということで

電動アシスト自転車だけではなく自動車、携帯電話、ドローンに至るまで

ありとあらゆるシーンで活躍しています。

これが第2世代。

紳助竜介  明石家さんま ビートたけし の世代ですね。

 

そしてラストが「アシスト新基準モデル」の登場です。

さっきからちょくちょく出てくる ↓

アシスト比率は1:1 (足でこぐ力1に対してアシスト補助力は1)

これはどゆこと?

こいだときに1の力でふみこんだら、アシスト(補助)も1補助してくれる。

これが従来のアシスト比率。

それが2009年(正確には2008年11月だけどどっちでもいい)から

「アシスト比率は1:2」になったよー。

つまり1踏み込んだら2補助してくれるよー。

要するにチカラが2倍になったよーーーー❣

 

これは法改正により実現しました。

これはすごいことです。

今まで急坂がラクだのなんのって言ってきましたが

これはマジでラク!!

急坂を登るとき、一番パワーが必要なのは出だし。

出だしに最もパワーを必要とし、スピードが乗ってくるとだんだん力が

弱まるような作りになってます。

今までこの急坂での「出だし」の登りに充分なパワーを出せるバッテリーが

なかったわけですね。

しかしこの高出力の「リチウムイオンバッテリー」のおかげで

アシストパワーが格段にあがり、それに伴いモーターもパワーアップしたわけです。

 

2009年の法改正により(本当は2008年11月だが)「新基準」が登場してから

約12年。アシスト比率の法改正は行われていません。

つまり、パワーの大変革期から大きな変化はないといえます。

MIZOCOOLが販売している電動自転車はすべてアシスト2倍の新基準モデルです。

パワーに関しては新車と遜色ありません❣

 

これが3回目の大きな出来事です。

これが第3世代。

ダウンタウン ウッチャンナンチャン リットン調査団 の世代ですね。

 

急な坂道でも使いたい方、パワーのある電動自転車をお探しの方、

ぜひMIZOCOOLで快適サイクルライフを初めてください♪

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